スタートアップを成功させるのはアートであり、センスが求められるが、失敗しないスタートアップはサイエンスであり、再現可能である。
この考えに基づいて、失敗しないための起業に必要なことが理論化、網羅されており、これから起業に挑戦しようとする人たちの指針となる。
特に、新型肺炎が流行し、過去に例を見ない経済の落ち込みが懸念される現在の状況は、起業家にはこの上なく厳しい環境である。
実際、資金調達が難しくなったり、想定していた市場そのものがなくなったり、生産設備が停止したり、顧客との関係を構築することが困難になったりしている。
それだけに、これから事業を起こそうとする人たちにとって、失敗しないようにすることは最も大切なことである。
同書で書かれた手順を愚直に実行し、ニーズ、課題、ソリューションの各プロセスにおいて、徹底的に検証するサイクルを回すことが求められる。
そして、大切なのはタイミングを見極めること。新型肺炎が収束に向かい、経済活動が正常化するまでまだしばらくかかりそうである。今は現時点でできることをしっかりと行い、来たるべきタイミングに動き出せるように力を蓄えるべきときであろう。