2拠点生活でセカンドライフを楽しく生き抜く

50代で早期退職し、東京と長野で2拠点生活をしています。

今年6回目の献血

12月に入って慌ただしくなってきたけど献血してきた。

いつものハチ公前献血ルームに予約を入れて時間に間に合うように自転車で向かう。

到着したらすっかり身体が冷えてしまい、カイロなどを血管にあてがわれて血が流れやすくしてもらう。

無料の温かい飲み物を飲み、いざ献血台に乗る。

持参の本を読んでいるうちに献血が進み、読み終わる頃に献血も終わった。

だいたい1時間半程度かかったが、前回よりも早く済んだ気がする。

今年は年末にあと1回行けるかどうかだが、無理をせずに来年通算30回達成を目指したい。

 

お金の匂いがしないという言葉が嫌いだ。

会社で働いていた時は調査や分析の仕事をしていた。

事業環境を調査し、技術の動向やマクロ経済の将来展望などをレポートにまとめてそこから得られる示唆、事業機会とリスク、取るべき対応を提言して社内に発表したり、説明に回ったりしていた。

反応が良かった時、冷淡だった時、それぞれだが、これらの反応を受けてまた新しいテーマで調査を企画し、資料を作成するサイクルを回していた。

調査資料に対する反応で言われて嫌な気分になるのが、「お金の匂いがしない」という言葉だった。

あるテーマについて調査、分析し、事業機会を示唆していても、「お金の匂いがしない」の一言で終わらせてしまうセンスに絶望を感じたものだ。

「お金の匂いがしない」と言う本人が何か収益性の高い新事業を立ち上げたという実績はないのに、ただ新しいことを考えるのが面倒でそのような言葉を言っていたのではないかと疑ってしまう。

この言葉を何人もの人物から聞いた。

下卑た響きを持つ言葉は人のやる気を削ぐので、ビジネスの場で使うことは避けた方が良いと考える。

磐石だったはずのビジネスモデルが技術や社会環境の変化を受けて揺らぎ、稼げる新規事業を開発することが当時は大きな課題だったが、新しいことに挑戦することもせずに結局その後も新規事業を立ち上げることなく萎んでいった会社の体質を象徴する言葉だと今は思う。

会社が傾いて早期退職の話が出た時に応じたのは、会社のこのような体質に失望を感じていたということも理由である。

AIやどこでも仕事をできる環境の提供など、今では普通になっていることを新規事業として提案していたのだが、これを受けて当時の会社が何らかの形で取り組んでくれていたらもっと違う社会人人生を歩んでいたのかもしれないと思わないこともない。

そもそも日本企業全体が経済の長期低迷下でチャレンジする活力を失い、面白そうなことがあっても収益化できそうもないと早々に諦めてしまう風潮が強く、自分がいた会社もその中の一つに過ぎなかったのかもしれない。

いずれにしても、「お金の匂いがしない」という言葉は今思い出しても嫌な気分になる。

東京の大掃除と御代田の冬支度

毎年5月と11月に行っている東京の自宅の大掃除をした。

初日はガスレンジとレンジフード周りの掃除、2日目は掃き出し窓とサッシの掃除、3日目は小さな窓の掃除。

作業の記録として書いておく。

 

御代田は最低気温が氷点下となる日が多くなり、水道管破裂を防ぐために例年こ

の時期から水抜きをする必要がある。

11月下旬の某日、御代田の家まで出かけて冬支度をした。

上旬に万座温泉へ行く際に滞在した時には木立の木々はまだまだ葉がついていたのが、今回行ってみるとすっかり葉を落としていた。

元気だったカボチャもすっかり枯れており、これ以上大きくなりそうにないので収穫した。

半月ですっかり様相を変えた木立の様子。

茂っていたかぼちゃはすっかり枯れてしまった。


季節の移り変わりの速さに驚かされる。

 

今回もコンクリートを練って枕木を作ってみた。

枕木の型に流し込んだコンクリートは1日経っても緩く、夏場と違って固まるのに随分時間がかかることがわかった。

2泊滞在したのち、最後に水抜きを済ませて枕木を放置して帰る。

秋から冬に向かうこの時期は本当に美しい。

年内にあと何回来れるだろうか。

年末にかけて忙しくなるが都合をつけたい。

 

ゴムクラブという喫茶店について

かつて神戸にゴムクラブという喫茶店があった

ふと昔のことを懐かしく思い出すことがある。

生まれてから大学を卒業するまで暮らしていた神戸には子供から大人になるまでの記憶が詰まっている。

今から振り返ると狭い世界だったが、個性的な場所もあった。

そのなかで今でもなぜか存在感を持った思い出となっている喫茶店がある。

ゴムクラブという店だ。

今では外出先でコーヒーを飲む場合、チェーン店に行くことが多い。

チェーン店が増える前は個性的な店に行くことが普通だった。

神戸にいた頃、面白い店を探してあちこち巡り歩くうちに行き当たった一つがゴムクラブだった。

店名のインパクトが強いが、ゴムの取引所が神戸にあったことに関連して付けられた名前だと聞いたことがある。

その由来を知ると店名までがプロのための場所らしく聞こえてくる。

神戸元町の大丸百貨店の近く、旧居留地と呼ばれる地域の古いビルの2階に入居していたその店は、天井が高くて壁一面に海運会社の航路図が貼ってあったことを覚えている。

古いソファと低いテーブルが置かれており、とても静かな大人の店という雰囲気だった。

ソファに腰掛けて注文するとおばあさんがワゴンにコーヒーを載せて来て給仕してくれるスタイルに面くらった記憶がある。

時が止まったような店内でコーヒーを飲み、ソファに体を預けてゆったりとした時間を楽しんで店を出ると、異世界で時間を過ごしたような気分が残った。
その後就職して神戸を離れ、時々神戸に帰ることがあってもゴムクラブに行くことはなかった。

そのうち震災が起きて街の姿が大きく変わってしまい、ゴムクラブを含む多くの古い店がなくなってしまい、その後の経緯を追うことも叶わなくなった。

ネットが普及する前の街や店の情報を追うことは難しく、断片的なことしか今ではわからない。

それでも時々ネットでゴムクラブに関連する情報を見つけると嬉しくなる。

最近では神戸ローカルの雑誌”神戸っ子”のエッセイでゴムクラブのことが触れられており、そこのマダムの名前も記載されていた。

https://kobecco.hpg.co.jp/88365/

そうするとあのワゴンを押してきてくれたおばあさんがその人だったのかもしれないと思うようになり、思い出の輪郭が少しはっきりするようになった。

一方で、ゴムクラブの備品や看板を引き取った喫茶店が営業しているというネットの記事を見た記憶があるが、最近探してみても見つからない。

記事を保存しておけばよかったと後悔する。

このようにして記憶は風化し、埋もれていくのだろう。

AIで写真を補正させると感じる違和感について

AIが便利なので何かと日常的に使っている。

資料や議事録を作ってくれたり、資料の要約をしてくれたり、若手事務職の下働きが不要になるほどの働きには感心するばかりだ。

趣味の分野では写真の補正に使えるか試している。

色褪せた古い写真のカラーを再生できるかAIに尋ねてみるとできるとのこと。

さっそく対象となる写真をアップして作業してもらうとなんだか違う。

写っている人物の顔やポーズ、背景などがオリジナルと違ってしまっているのだ。

元々写っている人間が別人になっては役に立たない。

褪色だけを補正して欲しかったのに写真の被写体そのものを違うものにされることに驚いた。

AIを問い詰めると、写真の補正を指示されても、実際には写真を再構成する作業を行なっており、オリジナルと違ってしまうとのことだ。

指示したことだけを忠実にしてほしいと何度も言っているのに、こちらの期待通りの結果にはならない。

ここは諦めてAIが生み出すそれっぽいフィクションを楽しむしかないのだろうか。

というわけで、風景写真から電柱と電線を消してくれるように頼んだ。

すると、AIは紅葉をもっと色鮮やかにできると提案してきた。

面白そうなのでやってもらうと確かに綺麗な紅葉の景色が出力された。

しかしよくみると木の形や車が違ってたりと、AIが再構成した痕跡がみられる。

こちらが期待したものを手に入れるためには、AIを使いこなすスキルを高める必要があるのだろうか。

オリジナルの写真。電柱と電線が雰囲気を損なっている。

AIに電柱と電線を除去してもらい、ついでに鮮やかにしてもらう。しかし細部が所々変わっている。

 

万座温泉ふたたび

11月初めの平日に万座温泉に行ってきた。

夏に入った温泉の効能がとても印象深く、本格的に寒くなる前にまた行きたいと思っていた。

今回は硫黄分が一番濃いと評判のジュラクに宿を取り、泊まりがけで行くこととした。

前日に御代田入りし、万座温泉に行く当日午前中に予約していたイエローハットで冬タイヤに交換した。

タイヤ交換にはまだ早いと思っていたが、なんと当日朝にジュラクから”前日に雪が降って道路が一部で凍結しているので気をつけてきてください”と電話があった。

ドンピシャのタイミングだった。

中軽井沢から来た軽井沢に向かう道中、紅葉がちょうど見頃で本当に美しかった。

嬬恋を過ぎて万座に向かう有料道路でも景色を楽しみながらの運転で気分がとてもよかった。

万座に近づくにつれて路肩に雪が見え、やがてシャーベット状になった雪に覆われた路面、凍結路面を恐る恐る運転して温泉地に入った。

ジュラクへ至るアプローチは真っ白で、御代田に比べると1ヶ月ほど季節が進んでいる印象だった。

ホテルでチェックインを済ませて部屋に入ると、さっそく浴衣に着替えて温泉を楽しむ。

オールインクルーシブでフリードリンクやちょっとしたおつまみが無料で楽しめる上、湯上がりにビールサーバーからビールを注いで自由に飲めるサービスまであった。

平日にも関わらず宿泊客は比較的多かったが温泉はそれほど込み入っておらず、ゆったり入ることができた。

夕食はブッフェ形式で好きなものを好きなだけ食べられるスタイルで、ここでも飲み物の選択肢が多くて嬉しくなった。

大いに飲み食いした後はまた温泉に入り、濃厚な硫黄泉を堪能した。

翌朝も起き抜けの温泉、ブッフェ形式の朝食後にも温泉と温泉漬けの時間を目一杯楽しんだ。

体に染み入る温泉の成分が体を活性化してくれるのを感じながら御代田に戻り、夜は友人と焚き火をする。

焚き火のついでにホイル焼きの料理を作って食べまくって長い1日を終えた。

日帰りで行った時よりもやはり泊まりがけの方がたくさん温泉に入れる分、満足度が高かった。

次に万座に行くのは春以降だろうか。

待ち遠しい。