世田谷ボロ市は四百年以上の歴史があり、毎年12月15、16日と1月15、16日に開催されている。
曜日関係なく日付固定で開催されているが、毎回大変な人出となっている。
出店は古道具、飲食、中古品、新品など多岐に渡り、掘り出し物に出会えるかもしれないという期待から人混みの中を歩くのもまた楽しい。
そうは言っても今までは人混みの中を歩くだけで疲れてしまって買い物をしたことはない。
最近、輪島塗に関心を持つようになり、実物に触れてみたいと思ったことから今回は真剣にボロ市のお店を覗いて回った。
いくつか輪島塗を扱っている出店を見て回り、輪島塗の小品を2点購入した。
いま、新品の輪島塗の器を購入しようとするとかなりの出費となるが、ここで手に入れることができて本当によかった。
実際に手に取るととても軽く、それでいて漆の深みがあるツヤに引き込まれる思いだ。
本当は輪島塗らしい黒いお椀が欲しかったのだが、朱色のものしか見つけられなかった。
百年近く昔の道具が自分のもとに巡ってきたことに不思議な感慨を感じ、大切に使って次の世に伝えていきたい。
いつか新品の輪島塗を現地の工房まで買いに行ってみたい。
