2拠点生活でセカンドライフを楽しく生き抜く

50代で早期退職し、東京と長野で2拠点生活をしています。

久しぶりの東博、「運慶」の作品を鑑賞する

久しぶりに日が差したような気がする秋の1日、東京国立博物館で開催されている特別展「運慶_祈りの空間ー興福寺北円堂」を見に行ってきた。

自転車に乗って東京を横切るように走り、昼過ぎに東博に着いた。

汗だくになり、もう少し薄着でも良かったと後悔。

チケットを購入して早速館内に入る。

先に常設展やその他の展示を鑑賞後に特別展の会場に向かう。

展示会場は一室のみとコンパクトで、展示されている仏像たちも7体のみだが、全て国宝である。

今回奈良の興福寺からやってきた仏像たちは、現在は北円堂と中金堂にそれぞれ分かれて安置されているが、元々は皆北円堂に安置されていたらしい。

東博での展示を機に同じ空間に揃うという、非常に貴重な企画である。

本尊の阿弥陀如来像は光背が取り外された状態で展示されており、他の仏像たちも含めて周囲360度全てじっくりと鑑賞できる。

光背がないおかげで、阿弥陀如来像の螺髪が後頭部でところどころ脱落が目立つことや、背中までしっかり立体的に造形されていることがよくわかった。

本尊の両脇に立っている菩薩像は写実的で、静かに佇んでいる様子がむしろ非現実的な空間の演出に貢献しているように思えた。

特別展を鑑賞後は館内2階に上がって酒呑童子絵巻などを見て回ってから帰宅の途についた。

やや日が翳ってきたので、帰りはそれほど汗をかくこともなく、気持ちよく走れた。

良い1日だった。