2拠点生活でセカンドライフを楽しく生き抜く

50代で早期退職し、東京と長野で2拠点生活をしています。

退職直後は結構忙しい

各種手続き

退職してからは健康保険や国民年金、失業給付関連、確定拠出年金の移管手続きのほか、再就職支援会社の 各種無料セミナーにも積極的に顔を出してかなり忙しかった。

健康保険は会社の社会保険を任意継続にするか、国民健康保険にするのか選べた。会社都合退職だと、保険料計算のベースとなる前年度の所得を大幅に小さく見なすことができるので任意継続の保険料はかなり安くなることがわかったものの、それでも国民健康保険の保険料よりも高かった。

ただ、任意継続だと社会保険の人間ド ックの補助が使えたり、医療費が高額になった場合の自己負担の上限が低かったので、任意継続を選んだ。この決断のおかげでその後、入院して手術したときに、高額医療の還付金が払い戻されてありがたかった。

再就職支援会社は会社の研修のようだった

再就職支援会社では、外国人講師による英語のレッスンや、自己分析、独立開業指南、グループワーク、履歴書の書き方指導、FPによるマネープランの相談など、なんだか会社の研修みたいだった。 無料セミナーでは、同時期に辞めた同じ会社の人(面識は無い)も居た。また、他の会社を退職して6カ月たってもまだ履歴書や職務経歴書を書いていない人にも出会った。無料のセミナー目当てに数ヶ月通ううち に、徐々に顔ぶれが入れ替わり、いつしか自分が古参になっていた。

肝心の再就職支援については、”週3日、1日4時間程度の勤務で月収10~15万円程度のストレスフリーの楽な仕事”があれば紹介して欲しいと希望したが、条件に合うものは無かった。当然である。担当コンサルタントとの月1の面談では世間話ばかりしていた。

この間、資産運用については、既存のポートフォリオは手付かずのまま。 新しく口座を開設した証券会社に退職金を入れてREIT中心に運用したり、確定拠出年金を移管したiDecoの配 分先を考えたりしていた。

退職金をどうするか

退職金は加算金と合わせるとそれなりの金額になることが分かっていた。会社からは全額を一時時金として 受け取るか、一部を企業年金として受け取るかの選択を求められた。

このテーマはネット上でよく取り上げられるし、人それぞれの事情があるので、どうするのが正解なのかは分からない。一般的には、一時金で受け取った場合と年金で受け取った場合のそれぞれにかかる税金額を比 較して、どちらが税負担が軽いのかを判断材料とするケースが多いと思われる。

私の場合、全額一時金で受け取った。自分で運用して増やすことに魅力を感じたし、そのほうが自分の人生の舵取りをしていることが実感できそうだと感じたからだ。また、斜陽となっている会社に年金を託すことに漠然とした不安も感じた。JAL破綻時に、企業年金の減額を求められたOBのようなことになりたくないと思った。

退職金が銀行の口座に振り込まれてしばらくすると、運用についてのご案内の電話がかかってきた。適当にあしらって証券会社にお金を移し、目をつけていた銘柄に分散投資した。モノを買うときは数万円のものでも時間をかけて吟味し、支払う段になってもビビるのに、投資するときは数百万円単位のお金でもぽんぽん動かせてしまうのは人間心理の不思議を感じる。投資対象の流動性が高く、すぐにお金に戻せるという安心感があるからだろう。まだ結論を出す段階ではないが、今のところ自分で運用してよかったと思う。退職金の半分は現金のまま置いておき、残りの半分を運用しているが、配当利回り5%強、含み益25%で回っている。特に、配当金というキャッシュが入ってくるのはありがたい。