2拠点生活でセカンドライフを楽しく生き抜く

50代で早期退職し、東京と長野で2拠点生活をしています。

紙資料の電子化について

これまで50年以上生きてきたので、書籍やドキュメントなど、紙の資料が山のようにたまっている。

引越しなどの節目節目で捨てるべきものはかなり捨てたが、”いつか必要になるかもしれない”という気持ちで保管しておいたものがまだまだある。

これらを整理しようと思い、10年以上前からドキュメントスキャナーを使って紙資料の電子化に取り組んでいる。いわゆる自炊である。

最初に購入したのはスキャンスナップ2

買った当初はガシガシ本や雑誌、書類を電子化したが、やがてスキャンスナップのレンズやミラーが曇ってスキャンした文書が白くぼやけたようになったり、読み取りガラスの内側に埃が入り込んで筋となったり、ゴム部品が消耗してきて不調をきたすようになった。

仕方がないので分解してレンズやガラスをきれいにふき取るとまたきれいな画像で読み取ってくれるようになった。

しかし、内部が汚れるたびに分解清掃しているうちに故障してしまい、最後には使えなくなった。

かなりの紙資料を電子化できたと思うので、諦めもついた。

2代目はコダックの製品i40

アマゾンでかなり安く買えて重宝した。この機械でもずいぶん多くの紙を電子化した。

しかし、しばらく使わない期間があり、再度活用しようと引っ張り出してきたところ、スキャナの蛍光管が点かなくなっていたり、紙送りに異常が生じていた。

仕方がないのでまずは蛍光管をネットで探して購入して付け替えたものの、紙送りの異常は 手入れしても直らず、廃棄することとなった。

3代目もコダックの製品i940

USBのバスパワーだけで運転できるので、手軽に使えた。読み取りは速くないが、ながら作業だとこの程度でちょうどよいくらいだ。

最近まで使えていたが、メインで使っていたマックOSのアップデートにより、ドライバが非対応となってしまった。仕方がないのでウインドウズ機で紙資料の電子化作業を続けるか思案中。

ドキュメントスキャナーは消耗品

これまで3台ドキュメントスキャナーを使ってきたが、消耗品だと割り切って使うことが合理的か。目的はあくまで電子化だし。

これまでに電子化してきた紙文書の総量を数えたことはないが、本だけでも300冊以上にはなっただろう。雑誌もムックを中心に200冊以上、マンガも数十冊程度にはなっている。おかげでかなりの紙を処理できたと思う。かかった時間と労力も相当なものだ。

電子化したデータを読み返すことはほとんどなし

一方、電子化した紙資料を活用できているとは言い難い。電子化したことに安心してしまい、 それらを見返すことはほとんどない。電子化した本についても、せっかく電子化したからと言って読み直す気になることもない。

結局、紙資料の電子化作業は、自分にとって、捨てることをためらう紙データを捨てやすくする精神的なプロセス、 自己満足をもたらすものといえるかもしれない。

”もしかしたら必要になるかもしれない” というわずかな可能性のためにずいぶんと手間暇かけてきたものだ。

とはいえ、まだまだたくさんの紙に囲まれて暮らしている。 さすがに新しい雑誌を買うことはなくなったが、活字の本を読むときは今でも紙書籍が中心である。 書類も油断するとすぐにたまってしまう。思い切って断捨離することが最もコスパが良く、時間も節約できたのではないだろうか。

ドキュメントスキャナーの導入が早すぎた?

考えたのは、ドキュメントスキャナーの導入が早すぎたかもしれないということ。 いったん電子化してしまうと、オリジナルの紙文書は捨ててしまう。そのことが目的だから当然だ。このため、できるだけ高画質で残すべきだった。その一方で記憶媒体の容量との兼ね合いも考えなければならなかった。

ドキュメントスキャナーを導入した当時はHDDに保存していたが、250GBの外付けHDDが2万円程度する時代で、スキャンスナップ本体も5万円近くした。記憶媒体の値段が今ほど安くなかった時代なので、最初の頃は読み取りの際の解像度を200dpiで行っていた。あとから読めないわけではないが、OCRにかけることを考えると、せめて300dpiで読み込めばよかった。

その後、スキャンは基本的に300dpiで行っているが、最近見た関連サイトでは、 600dpiで読み込むことを推奨しているところもあった。アナログ文書の電子化というのはいまだ過渡期の技術なのだろうか。

今はクラウドで保存して複数のデバイスでデータを閲覧すること可能であり、本当に便利になった。

やっぱりこれからもちまちまと紙資料の電子化を続けていきたい。