今年の相場が始まる前に昨年のパフォーマンスを振り返っておく。
私は基本的に、年間で売買することは数度しかない。このため、実現損益は少なく、ほとんどは含み益の増減である。絵に描いた餅とも言えよう。手触り感のない数字を前提に自分の今後の人生計画を描こうというのは無謀というか、危うい感じがしないではない。しかし、給与収入を遥かに上回る含み益の増減が人生の計画を検討する上での無視できない要素であることも事実である。
また、配当金は銀行口座に振り込まれるように設定しているので、ここでは証券会社の口座の預かり金の増減だけでパフォーマンスを見ることにする。なお、新規の投資資金は入金していない。
2019年の主力口座の残高は20.9%増となった。ほとんどただ持っているだけで勝手に増えていった感じである。いつもこのように行けばいいのだがそういうわけにもいかないだろう。かねてよりの計画通り、徐々にポートフォリオの組み替えを進めて行きたい。特に、リログループのウエイトが大きすぎてアンバランスなので、なんとかしたい。高配当銘柄と成長銘柄に配分し、インカムとキャピタルの両方で資産を増やしたい。
もう一つの退職金を運用している口座については、REIT中心の運用のおかげで昨年は順調に増えた。この口座で保有していた個別株は逆にかなり苦戦し、途中でいくつか銘柄を入れ替えた。主力口座と同じように計算した2019年のサブ口座の残高は、年間で30.5%増となった。これに数%の配当利回りが乗っかってくるので、こちらも出来過ぎである。今年は大きく上がることはなくとも、より安定したパフォーマンスを期待できる銘柄を見付けていきたい。
2020年の投資環境はどうなるのだろうか。毎年年初のユーラシアグループの地政学リスクレポート、経済誌や新聞の特集記事、シンクタンクの各種レポートを参考にしながら自分なりの展望を描いている。ダイナミックな動きが予想されるが、年前半は楽観的、年後半は波乱含みの展開になるのではないかと個人的にはみている。今年も荒波の中で、生き延びることを最優先に行動するだけである。