統計学のとっかかりとなるための一冊。ビッグデータやデータサイエンティストについては書かれていない。
分散や標準偏差、正規分布などの基本的なところから説き起こし、視聴率調査のサンプル数がなぜ900世帯なのか、ということや、なぜ選挙の開票速報が出せるのか、などを解説。
この本をきっかけに統計に関するセンスや感覚が身に付き、より多くを知りたいと興味を持つことができればあとは自分でもっと勉強してください、という割り切った感じである。
難しいことは書いていないので、繰り返し読めば内容は理解できる。著者も文中で述べているが、手を動かしたり、エクセルなどを使ったりして実際に計算することが大事である。累乗根は手計算する気にならないので、関数電卓やエクセルがすぐに使える今の時代は統計学にアクセスしやすい。数字に対する実感がわく。