投資歴は長いが必ずしも結果は伴わず
株式投資を始めたのは大学生の頃だった。それ以来、株式投資をしてきた時間だけは長い(証券会社に勤務していた時期は持株会のみ)。しかし、投資の歴史が長かったとはいえ、それに見合った結果を上げてきたとは胸を張って言えない。
保有銘柄が倒産で紙屑になった経験も
むしろ失敗した記憶ばかりが強く残っている。勤務していた証券会社の持株会の自社株は、自主廃業の際に文字通り紙屑になってしまった(1株一円で処分)。勤め先を失うし、資産が大きく毀損するしで踏んだり蹴ったりだった。そのほかにも、せっかく株価が上昇したのに売り時を逃したり、倒産でまたしても紙屑化したり、暴落で泣く泣く損切りしたりということが何度もあった。
JINSで10倍、それをペプチドリームに投じてさらに4倍
それでもなんとかやってこれているのは、いくつか大きく上昇する銘柄を見出して投資してきた結果である。成功例で印象に残っているのは、メガネのJINS、企業福利厚生の受託業務をしているリログループ。JINSは近所のショッピングセンターの店舗の客の入りが良く、自分でも商品を買ってみて非常に良かったので株価を調べてみたところ、リーマンショック後で非常に安かった。思い切って買ってみたら数年で10倍になった。売却して得た資金はペプチドリームに投資、今のところこれが4倍程度となっているのでまあ順調である。
リログループで20倍
もう一つのリログループは今もまだ持っている。これもリーマンショックでガタガタになった当時のポートフォリオを整理する過程で多くの銘柄を現金化し、成長力と利回りが高かった同銘柄にある程度集中して投資したことが功を奏した。当時勤めていた会社でも福利厚生を外注し、この流れが大きく広がると予想したことも背景にあった。おかげで同社の株価は順調に上昇し、今では取得時の株価の20倍以上になっている。ただ、そろそろ頭打ちになっているので、売却して利回りの高い銘柄に乗り換えようとタイミングを見計らっている。
投資人生でもう一つテンバガーに巡り会いたい
このように、投資人生の中でいわゆるテンバガーに2つ巡り会えたのは幸運だった。おかげでアーリーリタイアメントの目処が立ち、一度は早期退職に踏み切ることができた。願わくば、もう一つテンバガーに巡り会いたい。投資人生でテンバガーを3つ見出すことができれば、自分の分析力にある程度自信が持てそうだ。それが自分の投資家としての夢である。