2拠点生活でセカンドライフを楽しく生き抜く

50代で早期退職し、東京と長野で2拠点生活をしています。

楽器に触れる

楽器は長年の憧れだった

楽器ができる人をうらやましいと思ってきた。何か楽器ができれば、仕事を辞めて自由な時間が増えても退屈せずにもっと楽しく時間を過ごせるのではないかと思っていた。また、息子が小さい頃からバイオリンを習い、高校、大学で仲間と演奏し、社会人になった今でも音楽を続けているのをみるにつけ、”音楽は人をつなげる”との思いを深くしている。娘もエレキギターを習っている。
何事もやりたいと思ったときにまずは始めてみることが大切であると、今でこそ思うようになったが、これまで毎日の忙しさに流されて先送りしてきた結果、この年齢まで来てしまった。今度こそ実行に移そう。

どの楽器をやるか

弦楽器、管楽器、打楽器などさまざまな楽器がある中で、やってる人が少なくて簡単で取り組みやすいものにしたかった。できれば弾き語りなどできればかっこいいと思った。そうするとギターやピアノになると思うが、演奏人口が多いし、今から始めるにはハードルが高いと感じた。三味線などの和楽器はどうかと頭をよぎったものの、やはり最初のハードルが高そうに思えた。

初心者でへたくそなのは当たり前なのに、下手なのをみられるのがいやなので、一人で練習できそうなものを探すことにした。あと、コストが安いものという条件もつく。あきらめた際のダメージが小さいものということである。高い楽器を買って後に引けなくするという作戦もあるが、今回は小さく始めることにした。何かを始めるにあたって、とにかくおっさんは屁理屈ばかりで面倒だ。

あれこれ考えて結局、リコーダーの親玉のようなものにした

ネットで楽器をいろいろ検索していると奇妙な形の楽器が目に付いた。縦笛でリコーダーのようだが、複雑な形をしており、メカニカルでなんだかそれっぽい音も出るようだ。調べてみると、ヤマハが出しているヴェノーヴァという楽器らしい。アマゾンで価格を調べると1万円前後。簡単な楽譜も売られている。新しい楽器なので演奏している人が少ないのが良い。

レビューを読むと、練習は必要だがリコーダーに近い感覚で演奏できるらしいことがわかった。リコーダーなら小学生のときに吹いていたので何とかなりそうだと思い、買うことにした。

楽器デビュー 、予想以上に難しい

アマゾンで解説書と楽譜と共に購入し、家を閉め切って早速音を出してみることにした。恐る恐る息を吹き込んでみると息が抜けるだけ、今度はもう少し勢いをつけて息を吹き込むと意外に大きな音が出た。しかし、期待していたようなものではなく、裏返ったような変な音しか出なかった。確かに音を出すのが難しいとレビューには書いてあったが、裏返った音とか、思ったように音が出ない。リコーダーと違い、大量に息を吹き込む必要があり、めまいがするしだらだらと涎も出る。YouTubeでかっこよく演奏している動画の人たちはいったいどうしてあのように上手にふけるのだろう。

楽譜が読めない

ハ長調の楽譜しか読めない。簡単な曲を練習するところから始めてみた。聖者の行進。1音1音確かめながら吹いているが、楽譜を読みながらの演奏って難しい。この程度なら覚えてしまったほうが早い。しかし、もっと長い曲だと覚えきれない。ヴェノーヴァを買って2ヶ月が経ち、今もまだ演奏と言えるほどのことはできていない。先はとてつもなく長いが、気長に少しずつ練習して、いつか好きな曲を演奏できるようになりたい。どうせ誰に聞かせるものでもないし、タイムリミットもない。音楽は自分が音を楽しめれば、それで良い。