アーリーリタイアメントすることは簡単だが、その後の生活を成り立たせるのはまた別の問題である。
退職後は年金が支給されるまで収入がなくなる。十分なたくわえがあれば それを取り崩しながら生活することも可能だが、そうでなければ何かしら 収入を確保する必要がある。
仕事をやめて自由な生活をすることが目的ならば、収入を得るために再度仕事をするのは矛盾している。アーリーリタイアメントするならば、やはり経済的なめどをつけておくのは大前提である。
年金支給開始までの年数✖️年間の総支出額を目標
私の場合、必要な資金は、大雑把に「年金支給開始までの年数×年間の総支出額」があれば良いと考えた。仮に現在55歳として65歳で年金を受け取ろうとして、年間の総支出額が700万円だと、10年×700万円=7000万円が目標になる。 給与所得がなくなればどの道自然に支出をダウンサイジングすると思うので、ある程度安心感を感じられる金額ではないだろうか。
しかし、これだけの資金を用意するのは日々の節約だけでは不可能に近いだろう。むしろ非現実的な数字に打ちのめされるかもしれない。退職する年齢が遅くなれば必要な資金は減るが、体力と気力が充実しているうちに自由な時間を手に入れて人生を充実させたいというもう一つの目的を十分に果たせなくなる恐れがある。
結局、お金とタイミングのジレンマを解決するには早いうちから資産形成を
アーリーリタイアメントを考える人たちはお金とタイミングの間のジレンマを どう解決しているのだろうか。ネットで”セミリタイア””アーリーリタイアメント””早期退職”をテーマにした ブログを読み漁り、実行に踏み切った先輩方の事例をたくさん研究してきた。
アーリーリタイアメントのためには、現役時代にできるだけ早く早期退職を視野に入れた資産形成を行うことが一般的だろう。超低金利の現在、投資信託や証券投資を行ったり、FXや仮想通貨などに 挑戦する人も居るだろう。若ければ失敗を取り戻す時間もあるが、ある程度の年齢になってからだと失敗する可能性が低い手段で資産形成を行うことが重要になる。
安全性が高い手段だとそれだけリターンが低くなりがちであり、ここでもジレンマだ。早期退職する、しないは別として、やっぱり早くから資産形成に取り組み、人生の選択肢を増やしておくことが大切なのであろう。